小児科
特色
小児疾患全般にわたり診療を行っており、一人一人の患者さんへの親切で丁寧な対応が当科スタッフのモットーです。
特に小児の気管支喘息については、地域での中核治療拠点として、患者数もたいへんに多く、急性期の発作治療にもまたその後の予防治療にも力を入れて診療しています。あわせて肺炎・急性気管支炎などの呼吸器感染症も専門治療いたします。
休日・夜間の救急にも積極的に対応しており、喘息発作・けいれん・急な発熱などで、とくに重症または緊急の場合には、いつでも小児科医が対応できるように、けっして十分でない小児科医師数でありながら毎日努力しています。
新生児が病気になったときも専門医である竹内一夫医師をリーダーに医師・看護師新生児チームで対応いたします。
症例数・治療・成績
最近の外来新患数は年間で一万名以上であり、小児科病棟の年間入院数は1300人前後で平均在院期間6日という典型的な急性期中心であり、そのうち気管支喘息の発作関連が約50%を占めます。
「息の苦しいお子さんを最新の治療でなるべく早く楽にしてあげる」「ご家族の負担も大きい入院の期間はできるだけ短くする」がモットーです。
また1日平均の外来患者数は100人前後(午後の専門外来の予防接種、乳児検診を含む)です。 なお小児科は個室と2人部屋を主としており、院内での感染予防にも配慮しております。
年度 | 2020 | 2021 | 2022 | 2023 |
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入院患者数 | 526 | 489 | 425 | 635 |
入院食物経口負荷試験件数 | 154 | 99 | 120 | 122 |
救急外来患者数 | 508 | 792 | 915 | 1116 |
専門外来として
アレルギー
気管支喘息・アトピー性皮膚炎・食物アレルギーなどに対しアレルゲンの血液検査や予防治療としてのステロイド吸入や抗ロイコトリエン剤の内服、食物経口負荷試験など、最新の治療をていねいに説明しながら積極的に行っております。また予防のための生活指導を外来で行っています。
内 分 泌
低身長の診断・治療のほか下垂体・甲状腺・副腎疾患の治療を行っています。
神 経
主にてんかんの診断・治療を行っています。脳波、頭部CT、MRIなどの検査が随時可能です。
循 環 器
心エコー検査、心電図、負荷心電図、ホルター心電図検査が随時施行でき、先天性心疾患の診断、多数例の川崎病の診察を行っています。
小児保健
幼児検診や学校検尿での尿の異常の精査、急性腎炎・慢性腎炎、尿路感染症のfollow upなどを行っています。肥満・高脂血症の診断と指導もしております。
小児心身症(新規受付は中止)
こどもの心の問題に関連した身体症状などに対応するための相談・コンサルテーションに応じております。
乳児検診
週2回、1・4・10ヶ月検診を行い発育・発達チェックを行っています。
『すくすく外来』
早産児や低出生体重児などで退院後の新生児の授乳や発育の経過観察を検診の枠外で新生児看護スタッフが相談・指導します。
予防接種
週2回、肺炎球菌・Hib・四種混合・二種混合・麻疹・風疹・水痘・インフルエンザ・ムンプス・日本脳炎・B型肝炎。なおアレルギーやけいれんのある児にも積極的に対応していますが、普段から当科で薬を処方され定期的に診察を受けている基礎疾患があるようなお子さんが優先になりますので、そうでないお子さんは市内の小児科・内科医院等での接種をお願いします。
外来診療
一般外来
月~金の午前>
専門外来
スタッフ紹介
小児科部長
松井 俊晴
認定資格等 | 小児科専門医 インフェクション・コントロール・ドクター 神経・てんかん・内分泌・川崎病 |
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小児科部長
竹内 一夫
認定資格等 | 小児科専門医 新生児・小児心身症 |
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小児科部長
堀 智里
認定資格等 | 小児科専門医 小児科一般 |
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小児科部長
鈴木 亮
小児科医長
稲田 七穂
小児科医長
皆川 雄介
小児科医長
高野 世奈
診察予約の変更・キャンセル受付時間の変更について
業務多忙のため、診察予約・予約変更の時間を変更させて頂きます。
健診予約・注射予約の変更・キャンセル時間
受付時間:12:00~14:00(休診日を除く月~金曜日)
予約変更・キャンセル時間
受付時間:15:30~16:30(休診日を除く月~金曜日)
専門外来
月~金の午後(完全予約制)
内分泌・神経・アレルギー | 月・水 担当:松井 |
心エコー検査 | 火・金 |
小児心身症 (新規受付は中止) |
金 担当:竹内 |
乳児検診 | 月・木 |
予防接種 | 火・水 |
- 2022/02/07小児科外来受診希望の方へ