活動取組 – せん妄・認知症ケアチーム(DST)

せん妄・認知症サポートチーム(Derilium&Dementia Support Team 通称DST)とは

認知症による行動・心理症状や意思疎通の困難さが見られ、身体疾患の治療への影響が見込まれる患者さんおよび環境の変化、身体症状の悪化によるせん妄症状のある患者さんに対し、病棟の看護師等や専門知識を有した多職種が適切に対応することで、せん妄症状・認知症症状の悪化を予防し、身体疾患の治療を円滑に受けられることを目的として活動するチームです。

DSTの主な活動内容

*病棟ラウンド・回診カンファレンス
週3回各病棟をラウンドし病棟における認知症・せん妄ケアの実施状況を把握し看護ケア・薬剤調整の助言・提案を行っています。
週1回対象者の回診、およびカンファレンスを行い対応方法について協議を行っています。

*チーム会議
月1回チーム会議を開催し活動報告・事例検討等を行っています。

*せん妄・認知症に関する研修会
せん妄・認知症ケアの質向上を図るため職員対象の研修会を行っています。

DST構成メンバー

DST構成メンバー 主な活動内容
神経内科医師 1名
心療内科医師 1名
治療・看護ケアについて医学的な助言・提案を行う
認知症看護認定看護師 1名 看護ケアについての助言・提案、患者さん及びご家族への相談対応を行う。
精神保健福祉士 1名
社会福祉士   1名
退院支援に関する助言・提案・調整を行う
作業療法士 1名 看護ケアについてリハビリテーションの立場から助言・提案を行う
リンクナース 13名
(各病棟・透析室・外来)
看護ケアについて認知症看護認定看護師と協働しながら助言・提案を行う
副看護部長 1名
看護師長  1名
アドバイザーとして管理的な立場から看護ケア及び、チーム運営についての助言・提案を行う
医事課 1名 運営における事務的な業務及び、チーム会議の議事録作成を担当する

 

令和4年4月

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