地域連携支援部

地域連携支援部は訪問看護ステーション、居宅介護支援事業所、医療福祉相談室、病診連携室、がん相談支援センター、入退院支援部門と多岐にわたる分野が含まれています。そのすべてが患者さんと直接関係のある重要な分野です。病院では病気、けがを治療します。そこで患者さんをスムーズに受け入れるためには地域の病院、開業医の先生からの紹介状の連携、外来受診や入院の予約、入院前の準備説明や入院に関する相談などが必要となります。また当院での治療が終わった後は転院先の紹介・連携、退院後の生活の相談、必要に応じた訪問看護、介護支援の実施なども大変重要なことです。実際には病院で治療している期間よりも自宅また施設で生活をしながら病気と付き合う時間の方が長いと思います。地域連携支援部の仕事はそうした患者さんの手助けをすることです。
令和2年10月、患者さんがより安心・安全に入院治療を受けていただけるように、入退院支援センターを開設しました。当センター、一か所でほぼすべての相談、手続きができるように、入退院支援看護師、薬剤師、医事事務職員、MSW、管理栄養士等の人員を配置し、ワンストップサービスを行なっております。患者さんの利便性を高めることはもちろんですが、入退院支援センターで収集した患者情報を電子カルテで一元管理し、多種職が情報を共有し連携を深めることで、より早期の退院支援につなぎ、外来・病棟業務の軽減・効率化もはかります。
また患者さんが慣れ親しんだ地元で安心して入院、治療をされ、そして外来で必要な医療・支援を継続して受けられるように、地域の病院、診療所、行政ともより緊密に連携を図ります。当院の設立理念である「すべての人に良質で心温まる医療を提供する」ために患者さんへの病院の窓口、顔として地域の皆様から信頼されるように努めてまいります。
皆様のご意見、ご要望お待ちしております。

地域連携支援部長 矢尻洋一
チーフマネージャー 藤田弥生

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